木を植えた男。

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八月のはじめに、東京都現代美術館へ出かけました。

現代美術家の名和晃平さんの展示では、
大小さまざまなビーズで動物を包み込んだ作品
「BEADS」に引きつけられました。
生き物である「自然」が、透明なビーズをまとうことで
独特な空気感を持った作品。
中でも大きな鹿は、森の守り神のように
感じられるほどの存在感でした。素晴らしかった。

名和さんの展示をまとめて観るのは初めてでしたが、
たくさんの作品を眺めながら、
「デジタル」な雰囲気や人の手を感じさせない温度感、
情熱とは違った集中力に、
建築家のような人ではと感じました。

不思議な魅力がある展示でした。

この日は、同時開催中だった
「フレデリック・バック展」も観ることに。
バックさんという人のことはあまり知らなかったのですが、
この日はこちらの展示に一番感動してしまいました。

会場に展示された作品のどれもが素晴らしく、
(その数なんと1,000点とのこと!)
またどれもが完成度が高くて、
絵の中のカナダの風景や人の姿から、想像の中で
さまざまな場所を旅しているような感覚を覚えました。

バックさんの絵に対する姿勢や衝動、
そして、とにかくご本人が絵を描くことが本当に好きなんだと
感じました。
会場や音声ガイドでは、
絵やアニメ作品だけでなく、バックさんのさまざまな
エピソードや言葉が紹介されていて、ラジオ・カナダで
子供たちに向けたテレビ番組を作っていた時の話や
最愛の奥さんとの出会いのエピソードからも、
その素敵な人柄が想像でき、うれしくなりました。


今の時代ならではの現代美術作家の展覧会と、
大好きな絵を描きながらたくさんの旅をしてきた
一人の画家の展覧会。

内容の濃い、楽しい一日でした。
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by thinking_grove | 2011-08-28 00:17 | 東京


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