軽井沢千住博美術館。
土曜日午後は軽井沢千住博美術館へ出かけました。
10月10日にオープンしたばかりの美術館。
日本画家の千住博さんの絵も素晴らしかったけど、何より感動したのは建築と庭。
SANAAの西沢立衛さんの設計による美術館は、
館内に入るとフロアが「ゆるやかな斜面」に
なっていたり、あちこちに設けられた中庭が
「空を切り取る窓」になっていたりで、
構造物なのに森や林のようにオーガニックな
印象があります。
館内に入ったのが閉館の40分間だったのですが、
夕方の時間になり外の景色がみるみる内に
薄暮から夜の暗さに変わっていくのが分かります。
建築の中にいるのに外が分かるってすごいことです。
大型建築に対するイメージを変えてしまいそうな
インパクトがありました。
(美術館のことを教えてくださったSさん、ありがとう!)
美術館の営業は今日12月26日まで。
いったん冬期休業に入り、3月からあらためて
開館するそうです。次の春まで少し時期がありますが、
もし軽井沢にお越しの際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
その頃には、庭(カラーリーフガーデンというそうです)も
本当にきれいになっていると思います。
●軽井沢千住博美術館HP
http://senju-museum.jp/
by thinking_grove
| 2011-12-27 01:29
| 長野