国立西洋美術館のライティング
金曜の夜、ライトアップされた国立西洋美術館へ。
到着が遅くなってしまって、終了時間ぎりぎりだったけれど、短い中でも普段とは違う感覚だった。
総合プロデュースと照明デザインは石井幹子さん。
赤、青、緑、紫、黄…。すこしずつ光の色が変化するので、見ていても楽しい。
通りがかりの人も立ち止まってしばらく眺めていく。
ル・コルビュジエ設計の直線的な造詣が夜の闇に浮かび上がる。
会場ではコンサートが同時に行われている。美術館所蔵の印象派絵画をテーマとしているそうで、ライトアップとマッチした音楽。演奏の指揮は東京藝大の森山光三さん。
久しぶりの東京で、おだやかな秋の一夜。
昼間の喧騒にも東京のエネルギーを感じるけれど、ライティングによってその姿を一変する夜の東京もやはり良い。
開催は明日11月4日夜まで。
by thinking_grove
| 2007-11-03 12:29
| 東京