大室桃生さんのガラス展
この休日で久しぶりに東京へ。
清澄白河駅近くのヨーガンレール本社ギャラリーに立ち寄った際に
開催されていた「大室桃生 ガラス展」が衝撃でした。
彫刻のようだったり布のようだったりする不思議なガラスの表情と、
何ともいえずきれいな色彩。
藍の絞り染めような色、紅色、黒っぽい色、水色…。
DMを見た時には「きれいだなあ」と思うくらいでしたが、実物の迫力が良かった。
ご本人もいらっしゃって、少しお話をお聞きしました。
作品は「パート・ド・ベール」という技法で作られており、
削った型にガラスを入れて焼成するという工程を経てできあがるそう。
吹きガラスとは全く異なり、焼成後の加工にも手間が必要なほか、
制作した型そのものもガラス一点に対して型一点。
…すごい!
作品を見て驚き、お話をお聞きして更に感心してしまいました。
大室さんご本人も素敵な方でしたが、作品の美しさには
ここ最近一番の感動を覚えました。
by thinking_grove
| 2008-09-24 00:40
| 東京