オトナガイ
仕事を通してお会いしたことがあった
建築関係の方のHPやブログで、なんだか最近
話題になっていた「アルファロメオのミニカー」。
100分の1スケールという、住宅建築の模型で
スタンダードな縮尺とぴったりな、「100分の1のアルファ」…。
何だか見ている内に自分でも欲しくなってきてしまい
コンビニに走りました。
ミニカーを意識的に欲しくなったのは初めてだけど、
こういうのも何だか楽しい。
#
by thinking_grove
| 2009-04-20 00:40
| 雑記
御代田にも春が
めっきり暖かくなりました。
わが町、御代田にも春の訪れが。
家の前の山桜や、近くの広場の桜がきれいな花を
さかせています。
東信地域の中でも遅咲きの方ですが、
狭い町中でも花が散り始めたところ、咲き始めたところと
色々で、車で走っていると楽しいこの頃。
昼間は暑いくらいになってきたなあ。
夕方から夜はまだ寒いけれど。
#
by thinking_grove
| 2009-04-20 00:34
| 長野
こんな時代だからこそ、生まれるモノ。
――あのメーカーが国内の生産拠点を中国へ。
――あのブランドが値下げ。
…なんていうニュースばかりを耳にするこの頃。
不況不況と騒がれる中で繰り広げられるのは
新製品の開発と投入競争。
「これまで最大の冬のバーゲン」、
「初めての春のバーゲン」。
消費を促すための新製品発売と値下げが繰り返されて、
欲しいものを買うタイミング、ものの定価がなんだか分からなくなってしまう。
多くの人の「何とかしないと」という思いが、モノゴトを難しくしている。
でも、解決策を考えることも難しいけれど、
この状況にジタバタしないでいるというのもまた難しいのだろう。
そん中で、コンパクト・デジタルカメラについて
ある興味深い記事があった。
- - - - - - -
液晶が大きいわけでもなく、画素数がズバ抜けているわけでもない、
そのカメラは、根っからの写真好きに選ばれ、
ヒット商品が生まれにくいコンパクト・デジカメというカテゴリの中で
「定番」とまで呼ばれるようになった。
長年のユーザーに支持され、「ちょっとカメラにこりたいな」という
新しいユーザーにとっても気になる存在だという。
そのカメラは、
「変わらない、変えないこと」で絶大な支持を生んでいた。
外観デザインや基本路線は変えずに、
ファームウェアの提供によるカメラ内部のソフトウェア更新といった
他メーカーがあまり行わないサービスを展開。
また、新モデル発売とほぼ同じタイミングで旧モデルにも
ソフト面で新たな機能を追加させるという。
- - - - - - -
「――これは、すごく画期的」と思った。
自分でも最近ノートPCや電化製品を買ったのだけれど、
買った直後に新モデルが発売になったり、
大きく値引きされてしまったり。
たとえ直前に買っていても、同じ待遇を受ける事ができない
ことに、矛盾を感じることが続いていた。
人付き合いでもそうだけど、こんな時代だからこそ、
メーカーが古い付き合いのユーザーを尊重することで
両者の間に深い信頼が生まれていくのだと思う。
そのカメラが売れ続ける理由。
それは、「カメラのコンセプト、性能、サービスを保とう」という
メーカーの実直な姿勢と、
「少し値が張っても末永く使えるカメラを買いたい」というユーザーの
思いが繋がったからだった。
「ロングライフ」って、こういうこと…と感じた。
- - - - - - - -
地球温暖化、世界的な不況。
本当に楽しくないニュースばっかりだけど、
こういう状況だからこそ、良くも悪くも「環境」について
見直されて、「エコ」という発想をみんなが考えるようになった。
いろんなデザインの氾濫が、逆にモノの特徴を見えずらくして、似たようなものを
大量に生み出したからこそ、「コンセプト」や「アイデンティティ」を
ちゃんと考えようという流れを生み出した。
使い捨てによるゴミ問題、人材面での雇用問題が、
単純に「新しいもの」を良しとするのではなく、「素材を生かした経年美」を
考えようという”気づき”となったのだと思う。
多くの人が悩んで、たくさんの苦難が生まれ、
「淘汰」されたり「挫折」したりすることも増えるだろうけど、
この波の中で、モノゴトの本質や人の本音が洗い出されて
けっこうイケテル未来がくるのかもしれない。
#
by thinking_grove
| 2009-03-17 01:26
| 雑記